バカでもCCNA

ccna
初めまして。
名古屋のシステム会社に勤めているミツルと申します。
今年で31歳になるIT業界2年目の新人です。
それまではトラックの運転手をしていましたが、運送業界自体が下火傾向で毎年収入が少しずつ減っていくような状況。
そんな時、ちょうど去年の今頃に運よくIT業界に転職できました。

31歳で低学歴(高校中退)、おまけにIT業界まったくの未経験で奇跡的に転職できた最も大きな要因は、CCNAという資格を持っていたことです。
(転職エージェントの方が「正直、転職できるとは思っていませんでした(笑)」と言っていたくらい奇跡的!)

CCNAはネットワークエンジニア向けの入門資格なのですが、未経験ながらも自主的に勉強をして合格したという「やる気」と「今後の期待」をこめて就職OKを頂けたそうです。

CCNAはIT業界への転職を決意してから、3週間で取得できました。

そして最近会社の同僚から、

「俺もCCNAを取ろうと思うんだけど、どうやれば合格できる?」

と、よく質問されるようになりました。

僕はそんな時「コマンドを実際に叩いてみることかな」と答えています。

僕は本当に頭が悪いと自分でも思います。
そんな僕でも3週間でCCNAに合格できた勉強方法をここでご紹介してみます。

コマンドは体で覚える

CCNAはコマンドの問題がとても多いです。
そのため、コマンドを覚えた数だけ合格に近づくことができます。

ただコマンドは参考書を読んでいるだけでは、覚えるのが難しいです。

それなら実際にコマンドを叩いてみて、経験して、体で覚えればいいのです。

自分で経験したことは、時間がたっても忘れないものです。

だから参考書に書いてあるコマンドを実際に叩いてみて、その結果にどんな意味があるのかを考えてみればいいのです。
この方法は、とても効率的にコマンドを覚えられます。

コマンドが覚えられないという方は、ぜひコマンドを実際に叩いてみてください。

試験中に回答がもう少しで出てくるのに・・・、という時に指でコマンドを打つ振りをすると、ハッと答えが閃いたりします。
頭は忘れてしまっても、体が覚えていてくれるからです。

またこのような実践的な勉強法は、実際に仕事をするときにも大変役に立ちます。

資格取得のさらに先を考える上でも、ぜひコマンドを叩いてみてください。

優れたメンターに出会う

メンターに出会うことで知識と経験が一気に加速することがあります。
僕はWEBデザイナーの転職支援をしてる森野さんに出会って変われました。
WEBデザイナーとCCNAは畑違いだと思われるかもしれませんが、今どきのWEBデザイナーの方はネットワークやサーバのスキルも持っています。何よりその考え方が合理的かつ論理的で、これからIT業界で働くなら必須の思考方法を教えてもらえました。
メンターに出会えたWEBデザイナーの記事

コマンドを叩く環境を借りる

僕は、コマンドを叩いて勉強をしたのですが、その前に一つ困ったことがありました。
それはコマンドを叩く環境が無いということです。

自分のパソコンはWindows7のため、CCNAのコマンドを叩くことが出来ません。
CCNAのコマンドを叩くためにはLinuxサーバが必要です。

そこで他の合格者の方はどうしていたんだろう?と思い調べたところ、クラウド上で勉強用のLinuxサーバを借りたという話が多くありました。

僕が借りたのはServersManというVPSサーバです。
月額467円だったので借りてみることにしました。
(Linux系のコマンドが叩けるサーバの中では一番安かった)

名前や住所、支払方法を入力後して5分ほどたつとLinuxサーバが用意されていて、クラウド上でCCNAのコマンドを叩いて勉強することができました。
CCNA合格後に、契約解除したため、支払は467円だけで済みました。

とても安くてすぐに使い始められるため、コマンドを叩く環境が無い方は、ぜひ一度試してみてください。